患者になったその日から、周囲を取り巻く環境の色や質感の豊かさが変化します。
また個人の嗜好や個性の反映が、少し難しくなってしまいます。
例えば、移ろいゆく自然の色の美を目にする機会が減り、季節を感じにくくなったり
生活の慣れ親しんだ街の色や質感から離れてしまい、病院内でよく用いられる、
医療向けの色みやトーンなど、目にするものが偏ってしまいがちです。
私たちはこれらの課題に対して、医療や福祉の分野でこそ活きる「色やアート」の力をお届けしたく、
3つの「いろ」の活動を提案しています。