「パープルデー大阪」や「てんかんをめぐるアート展」のように、医療福祉に関するイベントにも積極的に参加し、
様々なジャンルのアーテイストの協力を得て、アートをディレクションさせていただいております。
パープルデーとは、2008年カナダに住むキャシディ・メーガンさんが「世界中の人にてんかんについてもっとよく知ってほしい。てんかんがあるがために、差別や孤独を感じている人に、あなたは一人でないと伝えたい」という願いから創設された「てんかん啓発」のイベントです。パープルデーの紫は、彼女が愛するラベンターの色に由来しています。(パープルデー大阪HPより)
この日は、てんかんのある人への応援のメッセージを込めて、「紫色のもの」を身につけ、また有意義な市民講座の開催や音楽イベントなどみんなが楽しみながらてんかんへの理解を深められるようなイベントが、各地で開催されています。
ひといろプロジェクトでは、大阪市立総合医療センター、大阪母子医療センター、小出ないか神経科の3つの医療機関から、入院中、通院中のの患者様やご家族、医療従事者の方々など多数の方々にご協力いただいて、会場のパープルのアートの制作させていただきました。
パープルデー大阪Webサイト
パープルデー大阪2018/鶴見緑地公園
鶴見緑地公園/制作参加:大阪市立総合医療センター、大阪母子医療センター、小出内科神経科
パープルデー大阪2019/長居公園植物園アトリウム
制作参加:大阪市立総合医療センター、大阪母子医療センター、小出内科神経科
アーティスト(敬称略) 冬耳 RBTXCO ケイコロール チャーハン 高橋晶子
2019年10月 第53回日本てんかん学術学会学術集会の関連行事として『てんかんをめぐるアート展2019』が神戸商工会議所神商ホールで開催されました。永井利三郎先生と小出泰道先生を筆頭に、てんかん診療医の実行委員会の先生方とご一緒に、アートディレクターとして展示構成をさせていただきました。
大会テーマの「寄り添う医療」にあわせて、「寄り添うアート」をキーワードにより幅広く『てんかんをめぐる』発想で企画しました。全国からの公募作品の他、大阪、神戸の支援学校の団体作品、たんぽぽの家アートセンター HANA。アトリエひこ、ノーサイド横沼から、現在活躍中のてんかんと共に生きるアーティストの作品、ホスピタルアートの展示など幅広い作品を展示しました。またたんぽぽの家アートセンターHANAから中村真由美さん、山野将志さんに公開製作もしていただけました。作品の展示以外に、日々の制作を支える方々へのインタビューなども展示。アーカイブサイトでも、ご覧いただけます。
てんかんをめぐるアート展Webサイト